社会人のお金「基本のキ」   A-23



● 受講期間   ● 受講料  
2か月 9,450円

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● ねらい  
“人生にかかるお金”を学び、お金に振り回されない人生を送ろう!
 お金を使うのは容易ですが、お金を手に入れることが難しい昨今の経済情勢です。だからこそ、計画的にお金と付き合っていくことが欠かせません。
 毎月手にする給与明細の項目について、まずは理解してみましょう。社会保険等、将来に向けてどれだけのお金が給与天引きされていくのか、また自分自身や将来の家族のために、いつどのように還元されるのかを学びます。
 さらには、長いこれからの人生、“結婚・子ども・マイホームの取得…”など、待ち構えるさまざまなイベントにはどれだけのお金が必要となるのか把握しましょう。自分と将来の家族について、「生涯設計=ライフプランニング」を行い、家計簿や小遣い帳の考え方から「個人資産表」を作成して、資産や財産形成の考え方について学習します。
 もしもの時の人生のリスク(思わぬ事故で働けなくなる等)に、どのように備えていけばよいのか、お金にすればいくら必要なのか…。高齢社会の中、老後の年金制度はどのような仕組みになっているのか…。
 入社3年目の「誠君」と、人事部で先輩の「愛さん」が登場し、事例を用いながらわかりやすく解説してくれます。お金に振り回されない人生を送るために“将来困らないお金との付き合い方”を、基本から学んでいきましょう。
● 学習目標  
給与明細に記載されている項目について学びます。
  人生のイベントにはどのような費用が発生するのか、また、もしもの時の人生のリスクにどのように備えるのか学びます。
源泉徴収票の読み方を学びます。
老後についての年金の考え方を学びます。
金融資産運用、税金、相続について学びます。
● 教材構成  
・テキスト1冊
・レポート回数:2回

No. 主 な 項 目
1 第1章 給与明細について読み解こう
 1−1 給与明細の項目の概要について理解しよう
  ・可処分所得
  ・社会保険(医療保険、介護保険、年金保険、労働者災害補償保険、雇用保険)
  ・税金(所得税、住民税)
 1−2 労働時間について確認しよう
  ・割増賃金  ・労働基準法(労働時間・休憩・休日・年次有休休暇)
第2章 ライフプランニングの設計をしてみよう
 2−1 イベントごとに、どのくらいのお金がかかるのか
  ・3大資金(教育、住宅、老後)について
  ・結婚および子供への支援金
  ・出産  ・引越し  ・趣味(車、旅行)、習い事  ・冠婚葬祭
 2−2 イベントとして何を考えていくのか、人生設計をしてみよう
  ・人生の設計項目  ・ライフイベント表
 2−3 会社員の生涯収入について
  ・給与・退職金  ・公的年金制度  ・企業年金制度  ・不動産
第3章 キャッシュフローと財産について理解しよう
 3−1 1か月の生活費の家計簿をつけてみよう
  ・貯蓄残高
  ・変動費(光熱費、電話代、食費、医療費、衣服代、飲み代等)
  ・固定費(住宅費、インターネット回線使用料等)
 3−2 個人バランスシート(個人資産表)を作成してみよう
  ・資産  ・負債  ・純資産
 3−3 キャッシュフロー表で、将来の貯蓄残高を予想してみよう
2 第4章 人生のリスクにどのように備えるのか
 4−1 各種保険の給付内容について理解しよう
  ・労働保険(労働者災害補償保険、雇用保険)
  ・社会保険(国民年金、厚生年金保険)
  ・生命保険  ・損害保険  ・第3分野の保険
 4−2 万が一の場合のシミュレーション
  ・資産状況(個人バランスシート)
  ・今後の収入予定と必要資金  ・遺族給付
第5章 金融資産運用と税金について学ぼう
 5−1 お金の運用(銀行・証券会社等の金融商品利用法)
  ・預貯金  ・債権  ・株式  ・ポートフォリオ
 5−2 クレジット、貸付けおよびローンとは
  ・クレジットカード  ・貸付制度  ・ローン
 5−3 財形貯蓄を活用しよう
  ・財形貯蓄の種類  ・融資が受けられる2つのローン
 5−4 医療費控除と住宅ローン控除について
  ・医療費控除  ・住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)
  ・自分で納めた税金について源泉徴収票で確認しよう
第6章 人生の転換期にあたって
 6−1 会社はどのように設立されるのか
  ・個人事業主と法人  ・会社法  ・株式会社
 6−2 年金と老後の生活設計について考えよう
  ・公的年金  ・私的年金  ・趣味と生活
 6−3 相続・贈与と税金について学んでおこう
  ・相続・贈与・遺贈の知識  ・相続の分割  ・遺留分
  ・相続税  ・贈与税  ・相続時精算課税制度