食品のトレーサビリティ実践講座   B-28



● 受講期間   ● 受講料  
2か月 12,600円

● ねらい  
信頼できるルートを確保し、企業価値を高める
トレーサビリティ対策の具体的方法をマスターする!

 今もBSEが消費者の不安を完全に払拭できないいちばんの理由は、飼料の輸入ルートや製造ルートが完全に把握できていないことにあります。その後、牛肉については肥育管理を強化する「牛肉トレーサビリティ法」が成立し、国内流通の牛肉に関してはほぼ完全に履歴が取れるようになりました。
 しかし、トレーサビリティ(追跡調査)が必要なのは牛肉だけではありません。鳥インフルエンザや豚コレラなども、飼料や流通ルートが明確にならなければBSEと同じ結果になってしまいます。また、未認可添加物や未認可農薬の問題など、トレーサビリティは食品業界の共通の問題です。
 本講座では、すでに食品トレーサビリティを実施している団体の方法を解説しながら、その現実の問題を取り上げ、課題点をまとめていきます。トレーサビリティの構築にあたって、「まず何から始めたらよいか?」、「問題は何か?」などのヒントが得られることでしょう。学習により、企業の実態に即したトレーサビリティの構築につなげていただくことがこの講座のねらいです。
● 学習目標  
食品のトレーサビリティとはどのようなものなのかを図表やチャートで理解します。
実際に使用できる管理表や帳票などで学習します。
● 教材構成  
・テキスト1冊
・レポート回数:2回

No. 主 な 項 目
1 第1章 トレーサビリティ導入の背景
第2章 牛肉のトレーサビリティ
第3章 政府が進めるトレーサビリティ
第4章 トレーサビリティ導入のポイント
第5章 トレーサビリティ導入の進め方
2 第6章 トレーサビリティシステム構築のあり方
第7章 わが国のトレーサビリティ導入事例
第8章 海外のトレーサビリティの現状
第9章 海外企業とのトレーサビリティ構築事例
第10章 まとめ トレーサビリティの先に見えるもの