食品衛生7S入門 | B-29 |
● 受講期間 | ● 受講料 | ||
3か月 | 15,750円 |
● ねらい | |||||||
食品衛生7Sの基礎から、実践に役立つノウハウを幅広く学習する。 ここ数年「食の安全・安心」に関する問題が大きく取り上げられています。これらの問題の多くは従来の食品事故・事件と異なり、食品製造工程全般の品質管理やコンプライアンス管理が問われているところに特徴があります。 本講座テーマの「食品衛生7S」とは、従来の効率化重視の5Sとは異なり、「整理」「整頓」「清掃」「洗浄」「殺菌」「しつけ」「清潔」の7構成で、食の安全・安心を得るため「清掃」を「清掃・洗浄・殺菌」に分け、見てわかる汚れの管理から、微生物を直接制御する殺菌までを考えたもので「清潔」を主目的に位置づけているところに特徴があります。 世界的な潮流になりつつあるISO 22000などとも密接な関わりを持つ「食品衛生7S」を理解し、実際の職場で活用できる実用教材で創意工夫・改善力を育て、単なるスローガンとしてではなく、組織の体質、風土づくりへの学習をめざします。 |
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● 学習目標 | |||||||
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● 教材構成 | |||||||
・テキスト1冊 ・レポート回数:3回 |
No. | 主 な 項 目 |
1 | 第1章 5Sから食品衛生7Sへ ・食品衛生7Sの目的 ・食品衛生7Sの実践はこうしてやろう ・個人の資質向上と人材育成 ・全社的取り組みはトップのやる気から 第2章 整理・整頓 ・整理・整頓とは ・整理・整頓の方法 第3章 清掃・洗浄・殺菌―洗浄を効果的に行うための清掃― ・食品衛生7Sの清掃と、工業5Sの清掃の違い ・微生物を制御するための「殺菌」 ・洗浄における注意事項 第4章 洗浄剤と殺菌剤 ・洗浄剤・殺菌剤の種類および使用法 ・洗浄と殺菌の関係と注意点 |
2 | 第5章 ペストコントロール(PCO) ・ペストコントロールの必要性とその効果 ・PCO業者の上手な利用方法 第6章 ドライ化 ・ドライ化の定義・目的・方法 ・ドライ化の効果 第7章 清潔 ・清潔とは ・微生物学的な清潔とは 第8章 学習としつけ ・食品衛生7Sと「しつけ」及びその学習・教育について ・現場指導のリーダーに求められる資質とその育成 ・「しつけ」の導入効果 |
3 | 第9章 ISO 22000のPRPと食品衛生7S ・ISO 22000と食品衛生7S ・食品の安全は、微生物制御 第10章 食品衛生7S活動の推進委員会 ・食品衛生7S推進委員会の目的と構成 ・PDCAサイクルによる推進委員会活動 第11章 食品衛生7Sの効果 ・食品衛生7S活動をした漬物製造業の事例から ・7S活動と企業利益の連なり 第12章 食品衛生7S活動による成果の事例 ・「しつけ」ができないときの人事考課活用事例 ・食品衛生7S活動の推進と委員会 ・QCサークル活動と類似した食品衛生7S活動 ・食品衛生7S活動の実践による不祥事からの立ち直り ・牛の気持ちになって食品衛生7Sの実践 付 録 食品衛生7Sにおけるトップの責任 ・食品衛生7S活動の鍵を握るトップ ・7S活動におけるトップの責任 |
(JTEX・日本技能教育開発センター) |