エネルギー管理士受験講座
(熱分野)
  D-40



● 受講期間   ● 受講料  
6か月 31,500円

● ねらい  
エネルギー管理士(熱分野)資格取得の実力を養う!
 工場をはじめオフィス、病院、ホテル、デパートなど、大量の熱や電気のエネルギーを使用する事業場には、合理的なエネルギーの使用を監視するエネルギー管理士を置くことが義務付けられています。エネルギー管理士は、省エネルギー法に基づく国家資格です。
 エネルギー資源の乏しい日本にとって、エネルギーを可能な限り有効に使用することは重要なことです。また、東日本大震災に伴う原子力発電所の事故により、エネルギー政策の見直しを求められている今日、エネルギーの合理的使用については、今まで以上に意識され、エネルギー管理士はこれからますます必要とされる資格となるでしょう。
  エネルギー管理士は、熱分野と電気分野の学習より取得する方法があります。本講座は、熱分野の学習からエネルギー管理士の資格取得をめざす講座です。受験勉強に即したテキスト構成と、豊富な例題と章末問題で、初めての方でもしっかりとした受験準備ができる講座です。また、ボイラー・タービン主任技術者を取得され、エネルギー管理士をめざしている方へもおすすめの講座です。
● 学習目標  
エネルギー管理士(熱分野)の資格取得にチャレンジする実力を養成します。
例題と章末問題で、過去問題の学習ができます。
● 教材構成  
・テキスト5冊
・レポート回数:6回

No. 主 な 項 目
1 課目T エネルギー総合管理および法規
1章 エネルギーの使用の合理化に関する法律および命令
  1.「省エネ法」の構成 2.平成20年度法律改正の目的 3.おもな改正内容
  4.エネルギー使用の合理化に関する法令 5.法令および命令
2章 エネルギー情勢・政策、エネルギー概論
  1.世界のエネルギー情勢 2.日本のエネルギー情勢3.地球温暖化問題
  4.京都議定書目標達成計画 5.長期エネルギー需給見通し 6.エネルギー概論
3章  エネルギー管理技術の基礎(基礎理論)
  1.運動と仕事 2.力学エネルギー 3.熱とエネルギー 4.気体の熱的性質
  5.熱力学の第一法則 6.熱力学の第二法則 7.伝 熱 8.流体力学
  9.交流電気回路
4章 エネルギー管理技術の基礎(判断基準と管理技術)
  1.工場等判断基準の構成 2.燃料および燃焼管理 3.蒸気 4.ボイラ
  5.蒸気システム 6.火力発電 7.熱機関 8.熱交換器 9.排熱回収
  10.工業炉 11.熱設備材料 12.空気調和設備 13.受変電設備および配電設備
  14.電動機 15.電気加熱設備 16.電気化学設備 17.照明設備
2 課目U‐1 熱力学
1章 熱力学の基礎
  1.熱力学の基本事項 2.熱力学の第1法則 3.理想気体
  4.熱力学の第2法則とその応用 5.ガスサイクル熱機関
  6.蒸気と蒸気サイクル 7.湿り空気 8.冷凍サイクルとヒートポンプ
3 課目U‐2 流体工学・伝熱工学
2章 流体工学の基礎
  1.流体の物性と静力学 2.流れの状態と基礎方程式
  3.粘性流体の流れ 4.流体機械
3章 伝熱工学の基礎
  1.伝導伝熱 2.流伝熱 3.放射伝熱 4.熱交換
4 課目V 燃焼
1章 燃料図面
  1.各種燃料 2.気体燃料 3.液体燃料 4.固体燃料 5.燃料の試験方法
2章 燃焼管理
  1.燃焼の基礎現象 2.気体燃料の燃焼 3.液体燃料の燃焼
  4.固体燃料の燃焼 5.燃焼ガスの測定法 6.燃焼設備と燃焼管理
3章 燃焼計算
  1.燃焼計算 2.燃焼計算の具体例 3.燃焼計算の分類
5 課目W 熱利用設備およびその管理
1章 計測
  1.計測の基礎知識 2.温度計測 3.流量計測 4.圧力計測ほか
2章 制御
  1.自動制御 2.ブロック線図、ラプラス変換、伝達関数 3.PID制御
  4.応答特性と安定性
3章 ボイラ、蒸気輸送・貯蔵装置
  1.ボイラの分類 2.構成機器 3.ボイラ容量、性能
  4.ボイラ効率向上対策と環境対策 5.蒸気輸送・貯蔵
6 4章 蒸気原動機、内燃機関、ガスタービン
  1.蒸気原動機 2.内燃機関 3.ガスタービン
  4.コンバインドサイクル、コジェネレーション
5章 熱交換器・熱回収
  1.熱交換器の分類 2.熱交換器の温度分布と交換熱量
  3.熱交換器の性能評価 4.熱交換器の省エネ対策 5.熱回収装置
6章 冷凍・空気調和設備
  1.冷凍設備 2.空気調和設備 3.空調設備の省エネ対策
7章 工業炉・熱設備材料
  1.工業炉 2.熱設備材料
8章 蒸留・蒸発・濃縮装置、乾燥装置、乾留・ガス化装置
  1.蒸留、蒸発・濃縮装置 2.乾燥装置 3.乾留、ガス化

※ 内容は、一部変更される可能性があります。