笑う職場に福来る
―リーダーのための笑いのすすめ
  H-28



● 受講期間   ● 受講料  
3か月 16,800円

● ねらい  
笑いを科学する。笑いのロジックで“できる職場↑”を実現する。
 “笑い=なんでやねん!ドッカーン!”なんて思ってしまうと、お笑い芸人だけのものになってしまいます。相手や周囲や組織に対して、良い感情、プラスの気分、前向きな空気感を生み出す働きかけだと定義してみましょう。そうすると、“笑い”は、誰もが活用可能な“魔法の杖”に早変わりします。
 “笑いの働きかけ”をロジックにして、一般の日常生活に落とし込むこと、そして実際に、職場や家庭で成果を出すことこそが、本講座の至上命題です。
 まず、職場のコミュニケーション環境の中で、空気の存在の認識と、その果たす役割について、また、行動と感情と空気の相関関係について考えていただきます。
 空気づくりに対して、笑いの働きかけの有効さを知っていただいて、言葉にして、ロジック化します。そして誰もが活用できるように、シンプルな当たり前の行動に落とし込みます。日々のアクションを通じて、職場の空気・感情・行動をコントロールすることのできる人材を育成するのです。
 つまり、構成メンバーの感情からなる、職場の空気感に着目し、笑いのロジックを通じた働きかけで、前向きにコントロールできる、“おもしろリーダー”とでも呼べる、次世代リーダーとなり得る人材育成をめざすことが狙いです。
● 学習目標  
笑いが心身の健康に果たす役割を再確認します。
コミュニケーションの中で、笑いの果たす役割を考えます。
笑いを科学し、誰にでも活用可能なロジックとして紹介します。
笑いのロジックと心理学で、職場のコミュニケーションを改善します。
リーダーシップを向上し、チーム作りやチーム力アップを実現します。
著者・講師の紹介
 夏川 立也さんは、京都大学卒業後、桂三枝師匠に弟子入り、やがて起業・経営という異色のキャリアの持ち主。
 笑いの現場に居たからこそ、生み出された“笑い”を通じたビジネスコミュニケーション理論通信教育講座にしました。
 伸びている元気な企業・組織は間違いなく明るくポジティブ!笑いの効能職場を元気にしましょう!
● 教材構成  
・テキスト2冊(主テキスト、ワークブック)
・レポート回数:3回(記述式)

No. 主 な 項 目
1 はじめに・・・今、この時だからこそ・・・
1.笑いは心と身体と組織のビタミン剤
  ・笑いの効能  ・セルフチェック  ・自己紹介
2.はじめに〜大切な大前提
  ・必殺技なんてない  ・「今いるメンバーで」「今持っている知識と経験で」大丈夫
3.笑いの準備体操をしましょう
  ・笑いの理屈を言葉にする重要性  ・腑に落とすことで生れる意図性と継続性
  ・実験の練習〜行動と感情の相関関係  ・協力関係の大切さとアイスブレイク
4.笑わせるのはプラスの感情を持ってもらいたいから
  ・笑いの重要性  ・笑われると笑わせると笑うの違い  ・子供だから?大人だから?
  ・自ら考え、自ら動く人材を生み出すために  ・スキルの落とし穴
5.だから、運命を変えることができる
  ・無意識の重要性と感情の向き方  ・シャークスピアの名言
  ・笑いの働きかけで無意識を味方に
6.言葉半分感情2倍
  ・ええか、言葉は半分、感情は2倍やからな
  ・芸人が芸人になる瞬間  ・顔描き実験
7.言語の役割は7%?
  ・メラビアンの法則  ・メラビアンの法則を使って説明できる現象
  ・コミュニケーションを左右する土台ってなんだ
  ・花嫁のスピーチシーンに隠されている3つの感情
8.1つ目「自分の感情を見つめなおす」
  ・伝えたいという本人の感情  ・口で言うことって簡単
  ・作られた状態が結果を左右する
9.2つ目「相手の感情に応じた働きかけ」
  ・感じてあげること、感じようとすること
  ・アクションに繋がる臨界点  ・ウルトラCはない
  ・ダイエットと笑いの活用の関係  ・当たり前の三段階の論理展開
10.3つ目「周囲の感情、場の空気をつくる」
  ・個人がまとう空気と、場の空気  ・空気によって、劇的に成果が変わる
  ・メディアと空気の関係  ・ベーコンナンバー  ・成功者の2つの言葉
11.プラスの行動でプラスの空気をつくっていく
  ・行動と感情を言葉化してみる  ・行動ってどんなもの  ・感情ってどんなもの
  ・空気には意図性がある  ・新婚さんいらっしゃいの前説理論
  ・空気が良いチームを作り出す  ・カラオケボックスとバレーボールと送りバント
  ・行動によって、感情をコントロールすることができる
12.スキルではなく土台に影響を与えよう
  ・様々な企業の取り組み  ・ポジティブシンキングの落とし穴
  ・行動→感情→空気→感情→行動→・・・・のスパイラル
  ・3週間でアジャストする人間の不思議  ・中締め
13.笑いの正体
  ・緊張と緩和  ・赤ちゃんはなぜ笑う?  ・予測と期待の法則
2 1.あなたはどんな対人戦略を使っていますか?
  ・ストラテジーチェック
2.人への働きかけ=ストロークをよく理解しよう
  ・ストロークって何?  ・ストロークの3つの性質
  ・ストロークの3つの性質扱い方  ・あえてのプラスでちょうど良い
  ・欲しいと言う  ・素直に受け取る  ・近い人にほど、プラスを意識する
  ・自分にも与える  ・ターゲットストロークを意識する
  ・読み物〜スーザンという女の子の話  ・ストロークのまとめ
3.笑いのロジック Part1 〜感
  ・「笑いのロジック:スペシャル感」  ・「笑いのロジック:予測の裏切り」
  ・「笑いのロジック:安心感・共感」  ・「笑いのロジック:スピード感」
4.笑いのロジック Part2 〜リンク
  ・「笑いのロジック:語感によるリンク」  ・「笑いのロジック:意味の上でのリンク」
  ・「笑いのロジック:目と耳でのリンク」
  ・「笑いのロジック:主観性の法則(アソシエイトの法則)」
  ・「笑いのロジック:時間を超えたリンク」
5.笑いのロジック Part3 まだまだあります
  ・「笑いのロジック:ストーリーの付与」  ・「笑いのロジック:シンプルに」
  ・「笑いのロジック:スマイル」  ・「笑いのロジック:褒める」
  ・「笑いのロジック:期待の遂行」
  ・「笑いのロジック:新婚さんいらっしゃいのドレミファソ」
3 1.しっかりイメージせなアカンぞ
  ・人はイメージに引張られる  ・高校野球のメンタルトレーニング
  ・社内ナンバー1店舗になれた!  ・無意識の力って・・・
2.ポジティブ力を身に付ける
  ・笑いのロジックの基本:ポジティブ発信
  ・笑いのロジックの基本:ポジティブ変換(投げ手編)
  ・笑いのロジックの基本:ポジティブ変換(受け手編)
  ・笑いのロジック:ニックネーム
3.基礎となるスキル
  ・コーチング力  ・3つのスキル
  ・質問の果たす役割  ・GRROWモデル
4.目的別の笑いのロジック
  ・楽しい気分をつくる「笑いのロジック」  ・自分の印象をコントロールする
  ・相手の協力を得やすくする  ・モチベーション・チーム力をアップする
  ・空気づくりの典型、催眠商法を検証する
  ・政治・宗教にも見られる絶対化  ・成功へのヘキサゴンを回せ!
  ・面白リーダーとして、組織の空気をつくっていくためのミッション7
おわりに、今このときだからこそ
★付録の読み物 ムッシュ夏川の<簡易版>楽しいトークの作り方

※ 内容は、一部変更される可能性があります。