CSR(企業の社会的責任)入門
〜経営倫理の実践をめざして〜
  I-22



● 受講期間   ● 受講料  
3か月 14,700円

● ねらい  
企業の不祥事をくい止めよう。今、企業の信頼が問われている
 企業の社会的責任が問われる不祥事が相次いでいます。一度不祥事を起こすと、消費者の信頼をなくし、企業の存続すら危うくなり、一社のみならず業界全体にも波及します。
 なぜ、不祥事が相次ぐのか。不祥事がある企業は、経営倫理が乏しく、「競争性・効率性」とともに持たなければならない「人間性・社会性」が著しく欠けているのです。
 本講座は、全社員を対象として、経営倫理を組織の中で実際にどのように推進していくのかを考えます。
● 学習目標  
経営倫理のめざしているもの、「効率性・競争性」と「人間性・社会性」に対するバランス感覚を磨きます。
倫理綱領の策定、推進組織の設置、経営倫理教育の実際等を、順を追って理解します。
● 教材構成  
・テキスト1冊
・レポート回数:3回

No. 主 な 項 目
1 経営倫理の必要性と領域、その具体的な問題点について理解する!
 第1章 経営倫理の必要性

  ・いま、経営倫理がなぜ必要か
  ・なぜ企業を見る目が変わったのか
  ・経営倫理の4原理―効率性競争性と人間性社会性―
  ・利害関係者との関係(ステークホルダーマネジメント)
  ・経営倫理のめざすマネジメントのあり方
 第2章 経営倫理の領域とその領域における具体的問題・課題
  ・個人倫理、組織倫理、職業倫理
  ・法令遵守(コンプライアンス)とグレーゾーン
  ・経営倫理の領域と課題
2 経営倫理の実践のためのポイントを理解する!
 第3章 経営倫理の実践(1)―実践のための仕組みの導入―

  ・経営倫理実践体制の構築
  ・実践のために必要な仕組みづくり
 第4章 経営倫理の実践(2)―その運営と管理―
  ・エシックス・オフィサーの役割と活動
  ・経営倫理委員会の機能と役割
  ・経営倫理担当者の役割と活動
  ・社内教育・研修の推進倫理ヘルプラインの設置と運営 他
3 経営倫理をめぐる動きを学習し、全体を通して復習する!
 第5章 経営倫理をめぐる内外の動き

  ・欧州を中心とするCSR(企業の社会的責任)推進の動き
  ・米国の経営倫理動向
  ・国際機関やNPOの取組み
  ・SRI(社会的責任投資)の成長
  ・経営倫理をめぐる日本の動向