実践!トヨタ生産方式「かんばん」 | I-67 |
● 受講期間 | ● 受講料 | ||
2か月 | 12,600円 |
● ねらい | |||
トヨタ生産方式における「かんばん」の正しい導入方法を学ぶ! 「かんばん」を導入するためには、工程の流れ化、平準化生産など準備が必要です。これらの準備をしないで「かんばん」を導入して、製造現場が混乱したり、取引先に多大な迷惑をかけたりしている企業が時々見受けられます。 「かんばん」を入れたことによって、かえって現場が混乱し、生産性が低下し、儲からなくなったのでは何にもなりません。 そこで、トヨタ生産方式における「かんばん」の正しい導入方法と運用方法のノウハウを、現場での実践、経験を中心にわかりやすく解説します。 |
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● 学習目標 | |||
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● 教材構成 | |||
・テキスト1冊 ・レポート回数:2回 |
No. | 主 な 項 目 |
1 | 1章 「かんばん」とは何か 1−1.「トヨタ生産方式」での「かんばん」 ・生産システムの歴史 ・「トヨタ生産方式」の構成 ・JITと自働化 ・平準化 ・目で見る管理 1−2.従来型生産方式 ・従来型生産方式のイメージ ・従来型生産方式とトヨタ生産方式 1−3.かんばん ・形態と内容 ・目的と機能 ・運用のルール ・種類 2章 かんばんの導入 2−1.かんばん導入の前提条件 ・生産の継続性 ・流れるライン(工程連結・1個流し) ・小ロット化 ・生産の平準化 2−2.かんばんの2つの使い方 ・製造指示かんばん ・工程間引取りかんばん 2−3.かんばんの取り扱い ・基本的な使い方 ・全体への適用 2−4.平準化生産とは ・平準化生産の意味 ・平準化生産と平均化生産 ・ダンゴ生産と平準化生産 2−5.在庫 ・通常生産システムでの在庫 ・かんばん方式での在庫 2−6.かんばん方式を達成するために ・理想的なコンベアライン ・作業の標準化 ・現場の改善 ・需要の微変動に対する対応性 ・教育 |
2 | 3章 かんばんの運用方法 3−1.ものと情報はセットで動く ・ものと情報はなぜセットで動かさなければならないか ・ものと情報がセットで動くためには 3−2.かんばんのサイクル ・サイクルとは何か ・かんばんサイクル 3−3.かんばんの枚数の決め方 ・かんばん枚数を決定するための基本要素 ・外注かんばんの枚数の決め方 ・かんばん回転枚数(参考) ・かんばん枚数とその運用 3−4.生産計画とかんばん ・生産計画の立案 ・日程計画立案時の留意点 ・生産計画の変更 3−5.かんばんのメンテナンス ・かんばんをメンテナンスする必要性 ・かんばんのメンテナンス方法 4章 かんばんの導入事例 4−1.本格的な導入の事例 ・かんばん導入プロジェクト ・導入時に苦労した内容とその対応策 ・O社における成功のポイント 4−2.部門レベルでの簡易的な導入事例 ・導入事例1〜4 4−3.かんばん方式の問題点と解決のヒント ・中小企業ではかんばんの本格的な導入は困難 ・適用範囲が繰り返し生産に限定される ・海外の工場での適用は難しい ・作業者に対する労働強化となる ・導入が下請けいじめになる |
(JTEX・日本技能教育開発センター) |