技術者のための
「設計実務の基礎と考え方」
  M-27



● 受講期間   ● 受講料  
3か月 15,750円

● ねらい  
設計技術者に必要とされる心構えからノウハウまでをていねいに解説します
 変化の激しい環境の中で、製造業はようやく明るさを取り戻しつつあります。これまでものづくりは、日本の経済を支えてきました。今後もその重要性は、変わることはありません。
 ものづくりの良し悪しは、設計によって決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。そのため設計者には、つねに高いモラルと幅広い知識、そして知恵が必要とされます。
 本講座は、設計技術者に求められる心構え、必要な知識とそれを活用する知恵、完成を予想する創造力を身につけていただくことを目的としています。
● 学習目標  
設計技術者としての心構えを学び、洞察力・創造力を養成します。
設計の流れや設計に必要な知識、部品要素や加工技術について学びます。
● 教材構成  
・テキスト1冊
・レポート回数:3回

No. 主 な 項 目
1 第1章 技術者の心構え
 ・技術者の宿命と生きがい ・技術の形について ・設計の心
 ・技術マネジメントについて ・技術者の責任 ・技術者に求められる姿
第2章 製品の流れと設計の流れ
 ・製品の流れ ・製品に対する顧客の要求
 ・設計の流れと設計者の果たす役割 ・設計技術者に要求されること
 ・設計と品質を支えるマネジメント ・知的財産 ・環境問題
第3章 設計の進め方
 ・製品の流れ ・仕様 ・構想の深耕
 ・基本設計 ・詳細設計 ・デザインレビュー
第4章 図面のかき方
 ・製図の規格 ・CADによる製図 ・図面ファイルの管理
2 第5章 設計計算
 ・設計計算に関係する単位 ・機器の使用環境「場」と外力
 ・応力解析 ・流体設計の基礎 ・電気の基礎
 ・伝熱の基礎 ・回転体の運動 ・ばね設計と振動
第6章 材料の基礎知識
 ・設計者が考慮すべきこと ・鉄鋼材料 ・非鉄金属材料
 ・有機材料 ・複合材料 ・無機材料
第7章 設計と加工技術
 ・必要な知識 ・材料切断 ・塑性加工 ・溶接
 ・機械加工 ・表面処理 ・熱処理
第8章 機器・部品要素
 ・機械要素と規格 ・ねじ、ナット ・軸継手
 ・ボールねじ類 ・軸受 ・歯車 ・シール類
3 第9章 信頼性設計
 ・信頼性設計 ・リスクアセスメントの標準的な手順
 ・信頼性設計を予測するのに有効なFMEA手法
 ・保全性と故障パターン ・信頼性管理としてのPDCA
 ・信頼性向上に向けて設計者の果たす役割
第10章 設計の効率化
 ・創造支援 ・設計支援 ・製造ソリューション
第11章 洞察力・創造力の養成と技術者の証
 ・洞察力・創造力へのあこがれ ・洞察力・創造力の構図
 ・無意識の世界について ・洞察力・創造力の“種”を刻み込む心構え
 ・洞察力・創造力の“種”の見つけ方 ・日常業務における姿勢と意識
 ・技術者の証