組込みシステム入門   S-04



● 受講期間   ● 受講料  
3か月 15,750円

● ねらい  
組込みシステムを開発するための概要を習得します
 デジカメ、カーナビゲーション、携帯電話、デジタルテレビなどのように、特定用途に組込まれたコンピュータシステムを組込みシステムといいます。このような組込みシステム技術は、日本の得意とするものですが、これらを開発する技術者は不足しているのが現状で、いま組込みシステムの開発技術者のニーズは多大なものです。
 本講座では、まず、身近にある組込みシステムの例をあげ、基本的な構成例を解説し、組込みシステム、組込みプログラミングおよびリアルタイムOSを使用したプログラミングとはどのようなものかを学習します。
 次にデジタル回路、マイクロプロセッサ、センサおよびアクチュエータなどの組込みシステムに必要なハードウェアを学習します。
 さらに、C言語による組込みプログラミングの基礎を、組込みシステムには欠かせない割込み処理プログラミングを学習します。
 最後に、組込みシステム用のOSとして最も多く使用されているμITRON仕様のOSを使用したプログラミングを学習します。
 本講座は、組込みシステム開発とはどのようなものかを解説した入門編であり、中級、上級へのステップになるものとなっています。
 ※本講座ではC言語の基礎を理解している方を対象にしていますが、重要なポイントについては解説をしており、理解しやすい入門書になっております。
● 学習目標  
組込みシステムに必要な基本的なハードウェアの知識を習得します。
C言語による組込みプログラミングの基礎を習得します。
リアルタイムOS(μITRON)のシステムコールを使用したプログラミングの基礎を習得します。
● 教材構成  
・テキスト1冊
・レポート回数:3回

No. 主 な 項 目
1 第1章 組込みシステムとは
 ・組込みシステムとは
 ・組込みシステム開発
 ・組込みプログラムとは
第2章 組込みシステムに必要なハードウェア
 ・ディジタル回路の数値
 ・論理回路とインタフェース
 ・マイクロプロセッサ
2 第3章 組込みプログラミング
 ・組込みシステムのハードウェア
 ・組込みプログラミング
 ・割込み処理プログラム
 ・A/D変換プログラム
3 第4章 リアルタイムOSプログラミング
 ・リアルタイムOS
 ・リアルタイムOSプログラミングの開発手順
 ・リアルタイムOSプログラミング