生産システムの保全
(機器編)
  S-46



● 受講期間   ● 受講料  
3か月 15,750円

● ねらい  
生産システムを構成する各機器類の保全、故障と対応策を学ぶ!!
 現在の生産システムは複数の機械を組み合わせて制御装置で動かしていく自動化システムになっていますが、その設備を分解していけば、やはり、それぞれの機器類となります。
 生産システムはシステムとして保全を展開していく必要がありますが、具体的な保全作業は固有の機器類の特性にしたがってなさねばならず、機械要素、電気機器類の特性、手入れ方法、故障対応を熟知していることが大切です。
 本講座では、従来は職場の諸先輩方から伝承されてきた固有機器類の取扱いノウハウや故障時の対応、最終的な修復の仕方などを具体的に解説します。
 機械工学的な解説は必要最小限にし、取扱い方法と注意点、想定される故障とその対応、検査要領と使用限度などを各機器類ごとにまとめています。
● 学習目標  
生産システムを構成する各機器類の保全・整備方法を学びます。
各機器類では、故障が何故生じるのか、その原因はどこにあるのか、未然に防止するためにどのようなことをしたらよいかを学びます。
● 教材構成  
・テキスト2冊
・レポート回数:3回

No. 主 な 項 目
1 保全の基礎知識を再整理してみよう
 1 保全活動とは

   日常点検  保全
 2 保全の基礎知識
   工具の使い方  図面の読み方  計測器の使い方
   潤滑  消耗品の使い方 他
2 機械要素の取扱いと保全方法を学ぶ
 3 機械要素の保全

   機械要素のトラブル  ボルト・ナット・ビス  軸・軸継手
   軸受  歯車  シリンダとピストン  ブレーキとクラッチ
   カム・ローラ・リンク  軸封装置 他
3 いろいろな機械についての取扱いと保全方法を学ぶ
 4 機器の保全

   電動機  ポンプ  送風機  空気圧縮機  熱交換器
   フィルタ  配管  ボイラー  搬送システム